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家づくりコラム

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2階にリビングがある間取りとは?家族構成別のプラン、メリット・デメリット、施工事例3選を紹介!

注文住宅で人気の「2階リビング」。どのような間取りが実現できるのか、もっと知りたい方も多いのではないでしょうか。この記事では、2階リビングのメリット・デメリットや、ステーツで2階リビングを採用したお客様の事例もご紹介します。2階リビングの採用を検討している方は必見です。

2階リビングのメリット

2階リビングには、どのようなメリットがあるのでしょうか。以下では主なメリットを解説します。

日当たりが良い

1つのメリットは日当たりが良い点です。

特に、住宅が密集しているような場所では、1階リビングだと周囲の建物に遮られ、十分に光を取り込むのが難しい場合があります。しかし、2階リビングであれば、周囲の建物に遮られることなく、より多くの光を室内に取り込めます。

吹き抜けは空間を広く見せるほか、1階の空間にも光を落す効果がありますが、その分居住スペースが狭くなるデメリットも。このような場合でも、2階リビングなら、開放的かつ明るいリビングを実現できます。

プライバシーの確保

2階リビングは、プライバシーを確保したい方にも、最適な選択肢です。

特に道路に面している場合や、隣家との距離が近い場合など、外からの視線が気になる方は、2階リビングにすると、プライバシーを守りながら快適な生活を送れます。

1階リビングでは、たとえ南向きで日当たりが良くても、外からの視線が気になる立地だと、カーテンを閉め切らないと生活しにくい場合があります。また、住宅密集地などでは、設計段階でプライバシーへの配慮が不十分だと、隣家との距離が近く、お互いの生活が丸見えになる場合もあるかもしれません。

しかし、2階リビングなら、周囲の建物や人の視線を気にせず、大きな窓から光を取り込むことが可能です。お互いの生活が隣家に丸見えになる心配がないので、家族だけの時間を安心して過ごせます。

眺望の良さ

眺望の良さも、2階リビングのメリットです。

1階では、周囲の建物に遮られてしまい、ベランダ付きでも景色を楽しむのが難しい場合があります。しかし、2階リビングなら、周囲の環境次第で、視界が開けて、開放的な空間を実現できます。

住宅街では、2階から空を見上げたり、周囲の緑を眺めたりすることができ、高台に住んでいる場合は、森や海、街並みの景色を一望できるでしょう。

周辺環境にもよりますが、遠くまで広がる風景を堪能しながら、食事やティータイムを楽しむ暮らしを満喫したい人にとっては、2階リビングは魅力的な選択肢の一つです。

2階リビングのデメリット

一方で、2階リビングにはデメリットもあります。以下で、主なデメリットを紹介します。

階段の負担

重い荷物を持って階段を上り下りしたり、高齢になって足腰が弱くなった場合、階段の負担はより大きくなるでしょう。

この問題を解決するには、いくつかの対策があります。階段の勾配を緩やかにしたり、中2階を設けたりするなど、階段の設計を工夫すること。また、リフトやエレベーターを設置するなど、物理的な負担を軽減する対策を検討しましょう。

さらに、将来的に1階にリビングスペースを設けることを検討するのも一つの方法です。子供が独立した後に、子供部屋をセカンドリビングとして活用するなど、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に対応できるよう、あらかじめ間取りを計画しておくと良いでしょう。

コスト増

建築コストの増加もデメリットの一つです。

2階にキッチンや浴室などの水回りを設置する場合、配管工事や構造補強が必要となるので、費用が嵩む可能性があります。

また、勾配天井を取り入れるなど、デザイン性の高い天井を採用する場合も、通常の天井に比べて費用が高くなることがあるでしょう。

ただし、建築費用の増加幅は、建物の構造や設計内容、使用する建材などによって大きく異なります。ハウスメーカーや工務店によって、費用を抑えるための工夫や提案も異なるので、事前に複数の業者から見積もりを取って比較検討することが大切です。

2階リビングを検討する際は、建築費用の増加だけでなく、その費用に見合うだけのメリットがあるのかをしっかりと検討し、最適なプランを選びましょう。

家族構成別・2階リビングの間取りプラン

2階リビングの間取りは、家族構成によって最適なプランが異なります。以下では「子育て世代向け」「夫婦二人暮らし向け」「ペットと暮らす家族向け」の2階リビングについて、間取りプランを解説します。

子育て世代向け

2階リビングは、子育て世代にとって魅力的な選択肢です。特に、赤ちゃんがいる家庭では、日当たりが良くプライバシーも保たれた空間でゆっくりと子育てに専念できます。ただし、成長に応じて、住みやすさなどへの考慮も必要です。

例えば、乳幼児期は、2階リビングの日当たりの良さや 開放感を感じることができますが、目が離せない時期でもあるので、安全対策はしっかり行いましょう。

また、小学生以降は親の目が届きやすいかどうかも大切です。2階リビングなら親がキッチンで料理をしていたり、家事をしている間に、子供がリビングで遊んだり宿題をしている様子を見守りやすいので、安心感を持って子供の自立心を育むことができるでしょう。

夫婦二人暮らし向け

夫婦二人で新婚生活を始めたりする場合や、子育てが一段落して夫婦二人だけの暮らしになったときでも、、2階リビングは快適な間取りです。

2階リビングの間取りなら、趣味を楽しむための部屋や、静かに読書できる書斎など、それぞれの時間を満喫できる空間を設けられます。LDKだけでなく、その他の居室にもこだわりながら、自分たちの理想の暮らしを実現しましょう。

老後を見据え、バリアフリー設計を取り入れることも可能です。特にトイレは、1階と2階にそれぞれ設置することで、夜間の移動が楽になり、階段の上り下りで思わぬケガを防げます。

2階リビングを採用する際には、1段当たりの蹴上を低くして、階段を緩やかにし、将来的な安全性や利便性を考慮することが重要です。階段を使う頻度が増えるため、予期せぬ事故に配慮した間取りにすることで、長く安心して暮らせる空間を作ることができます。

ペットと暮らす家族向け

2階リビングの間取りでも、愛犬と快適に暮らすための工夫が大切です。

愛犬専用のスペースを2階リビングの一角や階段下に確保すれば、家族と同じ空間で安心して過ごせます。

また、回遊動線の意識もポイントです。階段やリビングからスムーズに移動できる間取りにすれば、愛犬も自由に動けます。

さらに、ペット用品の収納は2階近くに設けると便利です。リビングやダイニングから近い位置に収納スペースを確保すれば、ペットのおもちゃや食器、トイレ用品などをすぐに取り出せます。ペット用品を簡単にアクセスできる場所に置くことで、快適な生活が実現します。

2階リビングの施工事例と間取り

以下ではステーツが建てた、2階リビングの事例と間取りを紹介します。

事例01:2階リビングのヌックからの眺望を楽しめる間取り

面積:28.42坪
家族構成:夫婦+子供2人

こちらは、遠くの山々を眺められる開放的な2階リビングが魅力の事例。周囲の視線を気にせず、眺望を楽しめる空間となっています。

リビングには、おしゃれな造作のソファ―ヌックや窓際ベンチが配置されており、家族みんなでくつろげるスペースとなっています。

キッチンには、ビルトインのヒーターや食洗機を設置し、家事動線もスムーズで快適。大容量の収納スペースも確保されており、スッキリ空間を保てます。

プライバシーを確保しながら、開放感あふれる眺望を楽しみたい方におすすめの間取りです。

事例02:ガレージの上に生活空間を配置した3階建ての間取り

面積:53.33坪
家族構成:夫婦+子供2人

1階にビルトインガレージを設け、2階をリビング、3階を子供室にして、コンパクトな敷地でも広々とした空間を実現した事例です。

2階への移動は階段とホームエレベーターを選べます。大きな荷物を運搬するときもホームエレベーターは便利。電気代も月々400~600円程度と、経済的です。

2階のリビングは、梁の意匠が印象的な開放的な空間です。バルコニーは屋根付きなので、天候に左右されることなくアウトドアリビングとして楽しめます。

3階は子供室フロアです。勾配天井の廊下は、子供たちの遊び心を刺激するワクワク空間になっています。収納も工夫されており、子供たちが快適に過ごせる設計です。

事例03:天井・屋根を活かした2階リビング

面積:31.55坪
家族構成:夫婦+子供2人

外観は落ち着いた色合いで、内装はシックな雰囲気にまとめられた、洗練された2階リビングの事例です。

ダイニングからリビング、そして和室へとつながる開放的な空間が魅力。スタディーカウンターを備えた和室は、多目的に使える便利なスペースとなっています。

2階リビングならではの天井高を生かしたデザインは、天窓から降り注ぐ光によってさらに開放感を演出。ダークなインテリアながらも、明るく温かみのある空間に仕上がっています。

玄関には、デザイン性の高い階段を設置。住まいの顔となる玄関ホールを、華やかに彩っています。この事例は、2階リビングの特長を最大限に活かした、上質な暮らしを求める方におすすめの間取りです。

まとめ

2階リビングは、日当たりの良さやプライバシーの確保、眺望の良さなど、様々なメリットがあります。ただし、紹介した通り、階段の負担やコスト増などのデメリットへの対策が必要です。

ご検討の際には、モデルハウスや完成見学会を実際に訪れたり、実績が豊富なハウスメーカーに相談したりして情報を収集しましょう。

ステーツではプランナーがご家族一人ひとりの気持ちに寄り添って、納得いくまで新築マイホームのプランをご提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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ステーツ暮らしのアドバイザー
ステーツの専門家が、家づくりにまつわるお役立ち情報や、みなさまの不安・疑問にお応えします。注文住宅に数多く関わらせていただいた住宅プランナーの視点で、実際のステーツの事例とともに、家づくりに関するアドバイスをご紹介します。