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家づくりコラム

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【マイホーム】人気の間取り事例13選!間取りを決めるポイントも解説

マイホームの間取りを考えるのはワクワクする反面、何から始めたら良いか迷ってしまう方も多いでしょう。

本記事ではマイホームで人気の間取り事例や注文住宅で間取りを決める際のポイントを分かりやすく解説しています。紹介する内容を参考に、理想の住まいを手に入れて、満足のいく暮らしを実現しましょう。

マイホームの間取りを決める際のポイント

マイホームの間取りを決める際、何に着目したら良いのでしょうか。以下で主なポイントを解説します。

家族構成と生活スタイル

マイホームの間取りを決める上で、家族構成と生活スタイルは重要な要素です。

家族の人数や子供の年齢、両親と同居する予定があるかなど、具体的に整理することで、必要な部屋数や広さが見えてきます。小さな子供がいる家庭では、安全面を考慮した間取りが必要です。高齢者が同居する場合は、バリアフリー設計が求められます。

また、マイホームを構想する際には、家族の生活スタイルを考慮することも重要です。家で過ごす時間はどのくらいか、料理や家事は誰が担当するか、家族で過ごす時間はどのように過ごすかなど、普段の生活を具体的にイメージしましょう。

共働きの家庭では家事動線を効率化できる間取りが求められますし、趣味に熱中する人がいる場合は、その趣味に合わせたスペースが必要になるでしょう。

部屋の数を数えるだけでなく、部屋の広さや配置、収納スペースの必要性などを検討することがポイントです。

将来的なライフイベント

将来的なライフイベントを考慮することも重要です。特に、年齢を重ねてからの生活や介護が必要になる可能性を想定し、バリアフリー設計を取り入れるかどうか、事前に検討しましょう。

手すりの位置や部屋の広さなど、バリアフリー設計には一般的な基準があります。しかし、それはあくまで目安です。体の麻痺がある方の場合、麻痺している側によって必要なスペースや動線は異なります。

また、介護が必要な方の体格によっても、必要なスペースは変わってきます。従って、設計基準を参考にしながらも、個々の状況に合わせて柔軟に対応することが大切です。

将来のことは誰にも予測できませんが、事前にしっかりと準備しておくことで、安心して暮らせる住まいを実現できます。間取りを検討する際には、ハウスメーカーの担当者と相談して、将来的なライフスタイルの変化に対応できるプランを立てましょう。

予算と優先順位

注文住宅でよく陥りがちなのが、あれもこれもとオプションを付け加えた結果、予算オーバーになってしまうことです。理想の生活には何が必要なのかをピックアップしたうえで、優先順位を決めましょう。

また、使用する内装用の壁材や外壁材によって、メンテナンスの頻度が異なります。そのため、希望する建材がどの程度のランニングコストがかかるのかを考えなければなりません。

ハウスメーカーの担当者と相談しながら、予算や優先順位を明確にしましょう。

立地条件

マイホームの設計を考える上で、間取りと同じくらい重要なのが「立地条件」です。

土地の大きさや形、建ぺい率などによって、建てられる家の大きさが決まります。また、日当たりや風通しの良さも、快適な暮らしを送る上で欠かせません。

土地の向きや周囲の建物の高さを考慮して、家の向きや窓の位置を計画的に決めることがポイントです。マイホームの接道方向は、土地の向きや日当たり、プライバシーなど、様々な要素を考慮して検討しましょう。

例えば角地の場合は、2方向以上が道路となっています。他の建物との隣接面が少ないため、開放感が得られる点がメリットです。さらに建っている向きによっては日当たりの良く、居室部分が南側に面していれば、より過ごしやすくなります。

動線の最適化

動線がスムーズな間取りは、家事の効率化や家族間のコミュニケーションが円滑になるメリットがあります。

動線を最適化するにはまず、現在の暮らしや実家の暮らしの中で、どのような点に不満を感じているのかを具体的に洗い出すことが大切です。「洗濯物を干すのが面倒」「キッチンが狭くて料理がしにくい」など、以前の暮らしや実家の暮らしで感じている不便な点をリストアップしてみてください。

また、一般的に言われている「キッチンと水回りを近くに配置する」といった間取りの考え方についても、自分のライフスタイルに合っているか検討する必要があります。

複数の家事を同時に行うことが多い場合は、キッチンと水回りが近い方が便利です。しかし、家事を明確に分けて行いたい場合は、それぞれのスペースを離す方が、別の間取りを実現できる可能性があるかもしれません。

このように、動線設計は、一人ひとりの暮らし方や価値観を反映することがポイントです。ハウスメーカーの担当者とよく話し合って、最適な動線を見つけ出しましょう。

人気のマイホーム間取り事例13選

以下ではステーツが建てた、マイホームの間取り事例を紹介します。

ロフトがある30坪の平屋

こちらは、30坪という限られた広さの中で、開放感と機能性を両立させた平屋の事例です。平屋でありながらもロフトを設け、空間を立体的に利用できる間取りとなっています。

高天井とロフトを組み合わせることで、平屋とは思えないほどの開放感を実現。リビングダイニングキッチンは家族のコミュニケーションが生まれる空間になりました。

一方で、来客時にも対応できるよう、プライベートな空間とのゾーニングも意識して作られています。

ロフトは、家族みんなで使える開放的な多目的なスペースです。通常、平屋の屋根裏はデッドスペースになりがちです。ですがこちらの事例では、子供たちの遊び場になったり、趣味を楽しむスペースになったりと、様々な用途に活用できます。

アウトドアや趣味を楽しむ平屋

土間スペースを取り入れた間取りは趣味を楽しめる空間を作りたい方に、人気です。

こちらは107坪という広大な敷地に建てられた37坪の平屋の事例です。特に目を引くのが玄関を入ると広がる土間スペース。趣味のスケートボードやスニーカーなどをディスプレイできるギャラリーのような空間になっており、帰宅後すぐにリフレッシュできます。

広い土間は、DIYや趣味を楽しむスペースとしても活用可能です。作業台を置いたり、工具を収納したりと、自分だけの空間として自由にアレンジできます。

さらに、奥にはシューズクロークと家族用の玄関動線がある点も特徴です。来客時と家族の動線を分けることで、プライバシーも確保しています。洗面台や水回りも近くに配置され、帰宅後の家事動線もスムーズです。

シャッター付きで安心のガレージハウス

こちらはシャッター付きのガレージハウスの事例です。雪国でも快適に車を乗り降りしたい方や、愛車を風雨に晒さないところで管理したい方、ガレージで趣味を楽しみたい方に最適な間取りとなっています。

ガレージは、2台駐車可能な最小限の広さで設計されています。シャッターで閉めることで、愛車を雨風や雪から守り、常に清潔な状態で保つことが可能です。

ガレージから室内への動線は2つあります。1つ目の動線は玄関への動線です。シューズクロークを通る家族専用の動線で、来客用と分けられます。2つ目はキッチンへの動線。買い物した荷物を直接キッチンに運べて、家事動線がスムーズです。

​​車庫としての機能性を重視したい場合は、こちらの事例のようなガレージハウスがおすすめです。

多目的に使える土間リビング

こちらは多目的に使える土間リビングの事例。玄関から続く動線にあり、小上がりの畳スペースとも隣接しているため、様々な使い方ができる、人気の間取りです。

来客時には一時的な待合スペースとして。暑い・寒い・雨の日にDIYや道具のメンテナンスを屋内で行う場所として活用できます。

また、子供たちの遊び場として、あるいは玄関に近いという立地を生かし、アウトドア用品や季節のものを収納するスペースとしても便利です。

小上がりに腰掛けて土間を使うこともでき、それぞれの空間を拡張することも可能です。リビングと土間を一体化させながらも、それぞれの空間で異なる楽しみ方ができます。

土間の床材は玄関と同じタイルで仕上げているため、汚れを気にせず使えるのも魅力。リビングと土足スペースの境目をなくし、より開放的な空間を実現したい方に土間リビングはおすすめです。

キャットステップのある家

こちらは猫との暮らしをさらに快適にする、キャットステップを取り入れた住まいの事例です。

高いところを好む猫のために、リビングから吹き抜けの壁面を通り、2階へ行き来できるキャットステップを設置。厚みのある板をL字フックで固定するシンプルな構造ですが、猫の視点で設計された動線によって、愛猫も大満足の空間となっています。

特に注目したいのは、1階のトイレスペースから、2階のホールへと繋がるキャットステップの動線です。吹き抜けの壁には猫用の出入り口が設けられていて、猫専用の通路となっています。

猫用の出入り口は部屋の壁面以外にも設置可能です。壁をくり抜いて作る方法だけでなく、ロック機能付きのドアを設置したことで、猫の出入りを調整できます。

ドッグランのある家

こちらは愛犬と快適に暮らすための工夫が凝縮された、ドッグラン付きのマイホームの事例です。広さ37.8帖の庭全体をドッグランとして活用しています。ドッグランの周りはフェンスとなっており、安心です。

ドッグランから室内に入ると、犬専用の土間スペースがあります。備え付けのスロップシンクで汚れものを洗ったり、タイル張りの土間でシャワーを浴びさせたり、ペットのケアがスムーズに行える間取りです。

また、玄関からも出入りできるため、散歩から帰ってきた際にも、ここで足を洗えます。

お留守番のときは、ペット専用のスペースとして仕切れて安心です。

上下分離型の二世帯住宅

こちらは、親世帯と子世帯がそれぞれ独立した生活を送れる、完全分離型の二世帯住宅の事例。大きくなりがちな二世帯住宅を、総二階でなるべく建築コストを削減したい場合に人気の間取りです。

玄関から水回り、キッチンまで全てが独立。お互いの生活に干渉することなく、快適に暮らせます。

各世帯のキッチンや浴室などの設備は別々に設置。親世帯は畳リビングでゆったりと過ごしたい、子世帯は広々としたLDKで家族団欒を楽しみたいなど、それぞれの希望が叶う間取りとなっています。

お風呂とリビングの場所は上下同じ位置にし、時間帯によって寝室に影響しないよう、生活音にも配慮してプランニングしました。

玄関のみ部分共有型の二世帯住宅

こちらは、玄関のみを共有する部分共有型の二世帯住宅の事例です。

玄関を共有することで、建築コストを抑えつつ、それぞれの世帯が独立した生活を送れます。共用の玄関には大容量のシューズクロークを設置。靴やその他の収納物をスッキリ収納できる作りとなっています。

LDK同士の間や、寝室の間には、収納や階段を配置することで、生活音が響きにくいように工夫がなされています。さらに、各世帯の寝室をできるだけ2階にすることで、寝ている時に上からの音が響かないよう、配慮している点も特徴です。

個室型のテレワークスペースがある間取り

こちらは、2階に完全個室のテレワークスペースを設けた間取りです。

個室のため、家族の気配に邪魔されることなく、仕事に集中できるのが大きな魅力。テレビ会議の音声が漏れる心配がなく、プライバシーも守られます。また、モニターや照明など、自分好みにカスタマイズできるため、快適なワークスペースを作れます。

テレワークとして以外にも、ゲーム・音楽・リモート会議など、家族への音を気にせず活動できる部屋を作りたい人にも、人気の間取りです。

家族のプライバシーに配慮した間取り

こちらは、家族みんながゆったりと過ごせる広々とした平屋の事例です。

各部屋をホールで区切ることで、家族一人ひとりが快適なプライベート空間を持てるように。同時に、広々としたLDKに和室を組み込み、家族みんなが集まる、くつろぎの場も確保しています。

特に特徴的なのは、屋根の高い部分を活用したスキップフロアです。子供たちの遊び場や、ちょっとした作業の場などに活用できます。

空間を縦に使う狭小住宅

こちらは、縦に空間を広げた2階建ての間取りです。屋根裏空間まで、縦に空間を広げて活用することで、狭小地でも広々とした住まいを実現しました。

1階はLDKを中心に、開放的な空間が広がります。2階には寝室や書斎など、プライベートな空間を確保。階段下のデッドスペースは収納として活用でき、すっきりとした住まいを保てます。

限られた土地で、空間を最大限に活用したい方に人気の間取りです。

中庭のあるコの字型の間取り

こちらは、フェンスで中庭を目隠しすることで、視線を遮りながら採光を確保した間取りです。

コの字型の間取りは中庭ができるだけでなく、プライバシーを確保しながら、各面に窓を取り付けることで、より多くの光を室内に取り込めます。

リビングから続くウッドデッキは、まるで部屋の一部のよう。室内と自然な繋がりを作って、開放的な空間が広がります。

リビングとダイニング、和室、どの部屋からも中庭にアクセスできるのも魅力です。中庭にテラスやデッキを設ければ、リビングを拡張したような空間としても利用可能。バーベキューやティータイムなど、様々なシーンで活用できます。

家族構成の変化に対応できる間取り

こちらは、3人暮らしを想定しつつ、将来の家族が増えた場合にも対応できる事例です。

2階は、寝室と2室分のスペースが繋がった大きな子供室に。子供が小さいうちは、家族みんなで寝たり、兄弟で広く遊べる空間として活用できます。将来、子供が成長し個室を希望するようになった場合でも、簡単に部屋を分けられるので、家族構成の変化に柔軟に対応できる間取りです。

子供部屋だけでなく、リビングやダイニングも十分なスペースを確保。家族がコミュニケーションを取りやすい、一体感のある空間を実現しています。遊び場や勉強スペースなど、様々な用途に活用できる点も魅力です。

理想のマイホームを実現するためのステップ

理想のマイホームを実現するには、いくつかの手順を踏むことが大切です。以下では特に押さえておきたい、3つのステップを紹介します。

家族で間取りの優先順位を話し合う

マイホームの設計では、家族全員で間取りの優先順位を話し合うことから始めましょう。

話し合う際には、起床時間や食事の時間、仕事や趣味の時間など、家族一人ひとりの1日の生活の流れを書き出すことがポイントです。家族のニーズを可視化することで、優先順位が具体的になります。

「もっと広いリビングで家族団らんを楽しみたい」「静かな書斎で仕事がしたい」などありのままの要望を共有することで、間取りのイメージが湧きやすくなります。

意見が食い違う場合でも、諦めずに話し合いを重ねることが大切です。疑問点はハウスメーカーの担当者に相談すると、専門家の視点から新たな解決策が見つかることもあります。

モデルハウスを見学してイメージを深める

マイホームを建てるにあたって、モデルハウスや住宅展示場への見学は欠かせません。

注文住宅の場合、図面を基にハウスメーカーの担当者と打ち合わせを進めることが一般的ですが、図面だけでは実際の生活空間をイメージするのは難しいものです。

モデルハウスを見学することで、間取りの使い勝手や収納の配置など、具体的にイメージできます。

モデルハウスを見て回って比較検討することで、自分にとって何が大切なのか、どのような間取りが理想なのかを明確にしましょう。

ハウスメーカーの担当者からアドバイスをもらう

ハウスメーカーの担当者は、様々な角度からお客様自身に家づくりのアドバイスができます。

「広々としたリビングが欲しい」という要望があった場合、窓の配置や天井高、照明など、具体的な提案をします。また、「明るい家がほしい」といった漠然としたご要望についても、日当たりの良い土地の選び方や、採光計画についてアドバイスできます。

担当者は、お客様の理想の住まいを実現するパートナーです。豊富な知識と経験をもとに、お客様のご要望を形にするお手伝いをいたします。

まとめ

注文住宅で実現できるマイホームの間取りは、お客様の予算や優先順位などによって変わります。

今回紹介した間取り事例やポイント、理想を実現するためのステップなどを参考に、家族が長く笑顔で過ごせるマイホームを目指してみてください。

ご検討の際には、モデルハウスや完成見学会を実際に訪れたり、実績が豊富なハウスメーカーに相談したりすると、より具体的に住まいのイメージがわきます。

ステーツではプランナーがご家族一人ひとりのお気持ちに寄り添って、納得いくまで新築マイホームのプランをご提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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ステーツ暮らしのアドバイザー
ステーツの専門家が、家づくりにまつわるお役立ち情報や、みなさまの不安・疑問にお応えします。注文住宅に数多く関わらせていただいた住宅プランナーの視点で、実際のステーツの事例とともに、家づくりに関するアドバイスをご紹介します。