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家づくりコラム

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注文住宅は土地探しが重要!理想の家を建てるポイントやコツを紹介

注文住宅と聞くと、オーダーメイドの家づくりで建物の間取りや内装に目が行きがちですが、実は土地探しも同じくらい重要です。

注文住宅は自由度の高さが魅力ですが、理想の住宅は土地探しがうまくいかないことには実現できません。この記事ではこれから注文住宅をご検討の方に向けて、土地探しのポイントやコツをご紹介します。ぜひご覧ください。

注文住宅での土地探しで何に気をつけたらいいの?
土地探しのポイントは何があるんだろう?

注文住宅用の土地探しはどんな流れで進めるの?
理想の条件で家づくりを進めるコツって何があるのかな?
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理想の家を建てるには土地の形状や地盤状況など多くのチェックポイントがあります。
多くの方にとって家づくりは一生に一度です。後悔しないためにも、この記事で紹介するポイントやコツを参考にしてみてくださいね。
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目次

注文住宅の建築では土地探しが重要な理由

注文住宅での建築では土地探しが重要です。その理由は次の通りです。

・土地によって建てられる建物が違うから
・土地によって資産価値が変わるから
・土地の価格によって家づくりの総費用が変動するから
・土地探しのタイミングと基準が満足度を左右するから

以下で理由を詳しく解説します。

土地によって建てられる建物が異なる

同じ大きさの土地でも、建てられる建物の大きさは異なります。どれくらいの大きさの建物を建てられるかは、立地条件やエリアによって決まっているからです。

その基準となるのが「建ぺい率」と「容積率」。それぞれ次のような意味があります。

建ぺい率:敷地面積に対する建築面積の比率
容積率:敷地面積に対する建物の延べ床面積の比率

建ぺい率・容積率の詳細は後述します。

理想の家づくりを実現するには、お客様がご検討中の土地でどのような広さの建物を建てられるか、正しく把握しなければいけません。

面積の他に、斜線制限による住宅の高さ制限に関しても注意が必要です。

斜線制限とは、道路境界線や隣地境界線からの距離に応じて、建築物の各部分の高さを制限することです。道路や隣地の採光、通風を確保するために設けられた規則・制限です。

例えば、家の前面道路が狭い場合、道路の日照・通風を確保するために道路斜線制限によって高さが制限される可能性があります。また、北側斜線制限のあるエリアでは、北側隣地の日照を確保するために、斜線制限を受ける可能性があります。

斜線制限がある地域では、建物の高さを抑える、境界線から離すなどの対応が必要です。

また、旗竿地のような特殊な形状の土地では、竿部分も敷地面積に含まれるため、建ぺい率が示す面積がそのまま建築可能面積にはなりません。変形地も同様で、理想の間取りが制約を受ける可能性があります。

知識がないまま時間と手間をかけて土地を選んだとしても、思い描いていた家とは違う間取りしか実現できない恐れも。希望にマッチした家づくりを進めるためには、土地探しをおろそかにしてはいけないのです。

立地で資産価値が大きく異なる

立地は不動産の価値を決める要素の一つです。

築年数が経つにつれて、建物は劣化するため、資産価値も徐々に下がります。しかし土地そのものの価値は変動しにくいため、立地が良ければ高い資産価値がつく場合があります。

立地の資産価値を決める要素は沿線・駅など交通アクセスや買い物・通勤・通学の利便性、治安や医療体制など様々です。

特に駅近エリアは需要があることに加え、希少性が高いため、不動産の価値が下がりにくいと言われます。街とエリアの魅力の将来性も加味しつつ、土地の資産価値を吟味すること、そして不動産の売却を想定した出口戦略を考えることは、資産価値を維持するうえで欠かせません。

土地の価格によって総費用が大きく変動する

土地の価格によって、注文住宅でかかる総費用は大きく変わります。

例えば、土地の形状によって、土地の購入費用は変動します。住宅を建てるために売り出されている土地の形状は、正方形や長方形に整えられている土地だけではありません。三角形やL字型、アルファベットのPのような形をした旗竿地(はたざおち)など、その形状は様々です。

正方形や長方形に整えられていない土地は建物を建てにくいため、家づくりを検討している人たちからはあまり人気は高くありません。しかしその分、四角い土地と比べると、人気エリアの土地であっても、坪単価は安い傾向にあります。

不整形地の価額(評価額)は、整形地の価額に「不整形地補正率(0.60~1.00)」をかけて算出します。つまり、最大で整形地の40%ほど低い評価になるのです。

土地にかかる費用を賢く抑えることができ、例えば建物に100万円回すことができれば、グレードの高いオプションを追加したり、外観の印象を大きく変えたりすることが可能です。

土地探しのタイミングと基準が満足度を左右する

注文住宅の建築では、土地探しのタイミングや基準が満足度を大きく左右します。「理想の土地」を求めて長期間探し続けた場合、良い土地に巡り合える可能性もありますが、それが叶わないまま時間が過ぎることも少なくありません。

その間に年齢を重ね、住宅ローンの条件が厳しくなることもあり、妥協を余儀なくされるケースが多いのが現実です。さらに、探し始めた当初よりも土地の条件が悪化している可能性も考えられます。

完璧な土地を見つけるのは、宝くじを引くようなもので、期待しすぎない方が良いでしょう。そのため、家族で土地の条件に優先順位をつけ、「どの程度の条件を満たせば決断するか」という基準をあらかじめ設けることが重要です。

基準がなければ決定が長引き、その間に資材や金利の高騰が発生する可能性もあります。こうした要因で、土地探しを長引かせることが結果的に数百万円から数千万円のコスト増に繋がることもあるため、適切な時期での決断が求められます。

理想の家を建てるための土地探しのポイント11選

土地探しではいくつかチェックすべきポイントがあります。以下では特に押さえておきたい点を紹介します。

用途地域

用途地域とは、計画的な市街地を形成するために、用途に応じて13地域に分けられたエリアです。例えば、行政が住宅を建てる地域と想定した区域は次の8地域を指します。

※参考:用途地域|国土交通省

これらの住居系の用途地域は住環境が優先されており、落ち着いた環境で暮らせるのが特徴です。一方で商業系や工業系の用途地域は、振動や騒音などを確認したうえで選ぶ必要があります。用途地域は自治体の窓口やホームページ、ハウスメーカーなどで確認可能です。

その他、下記3つの用途地域でも住宅の建設が可能です。

この3つの用途地域は斜線制限や建ぺい率の規制が先で述べた8つの地域と比べて緩い点が特徴的です。また、住居系の地域と比べて地価が低い傾向にあります。

建ぺい率・容積率

先で述べた通り、土地によって建てられる建物の大きさは異なります。その基準となるのが「建ぺい率」と「容積率」です。これら2つは次のような計算式で算出可能です。

建築面積とは建物を真上から見たときの面積のことです。

広い土地が見つかったとしても、建ぺい率・容積率によっては希望に沿った建物が建てられない可能性があります。その他にも土地には様々な制限があるので、まずは対象エリアを熟知している不動産会社やハウスメーカーに相談してみましょう。

土地の形状

土地の形状は次の通り「整形地」と「不整形地」の2つに分けられます。

整形地:形が整っており、傾斜などもない土地
不整形地:形が整っていない形状の土地

整形地は住宅を設計する際、自由度が高い土地です。同じ価格帯で敷地が広い不整形地と狭い整形地を比較すると、不整形地の方が活用の自由度が高くなる場合があります。

特に、不整形地は土地の形状を工夫することで、デッドスペースを最小限に抑えられる点が大きなメリットです。

一方、不整形地は敷地が大きければ建物の自由度は損なわれないものの、土地にデッドスペースが生まれてしまう点がデメリットです。そのため、何にも使えないのに、雑草だけ生えてくるなど、管理しなければならない面積ができてしまいます。

車置き場として使用できればいいのですが、場合によっては車を置ける広さに満たないデッドスペースができてしまうことも。また、狭小地では建物の一部が斜めになるなど、室内にもデッドスペースができる可能性があります。

なお、建築費の観点からいうと、線・直角の柱や壁で構成された四角形に近いシンプルな建物ほど、施工の手間が省け、費用を抑えられます。

前面道路の幅員

前提として、道路に2メートル以上接していない土地は基本的に建物を建てられません。これは建築基準法で定められたルールであり、そのような土地は「再建築不可物件」と呼ばれています。

また、前面道路の幅員が4メートル未満の場合は、敷地の一部を道路として提供するために、道路境界線を後退(セットバック)させる必要があります。土地の広さが十分だとしても、セットバックによって建てられる建物が小さくなる場合もあるため、注意しましょう。

なお、雪国では除雪の際に道路の脇に除雪された雪が残るため、住宅地周辺の道路は1台の車しか通れないような幅になることがあります。

雪の降らない・積もらない地域から引っ越してきた方にとっては、冬場の道路は狭くて不便に感じるかもしれません。反面、除雪がしっかりされている大通り沿いは騒音やプライバシーなどの問題があるため、家族で何を優先するかを話し合いましょう。

消雪パイプなどの融雪装置が整備された道路では狭い道路でも快適に過ごせます。しかし、装置の維持管理費をその地域で折半したり、設備にかかる費用がランニングコストになったりするため、土地を選ぶ際に見極めが必要です。

高低差・擁壁

土地の高低差が激しいと、家を建てる際に盛土工事や擁壁工事が必要な場合があります。

例えば土地が道路や隣地よりも低いと、豪雨によって浸水するリスクが高まるため、盛土や基礎を高くするなどの対策が必要です。

一方で道路より極端に高い土地や傾斜地では、崩れないように斜面を安定させる擁壁工事をします。擁壁がすでにある土地の場合、法令上の基準をクリアしているかどうかを確認します。基準を満たしていない場合、修繕費用など、追加費用がかかる可能性があるため注意が必要です。

土地選びの際は崖崩れや土砂災害が起きそうな場所がないか、慎重に判断しましょう。

地盤

建物を安全に建てるためには地盤の強さが大切です。しかし、地盤調査は住宅の間取りや配置が決まってから調査をするため、事前調査はできません。

土地の状況はハザードマップや昔の地図などを調べる必要があります。なお、ステーツでもハザードマップや昔の地図はお出しできます。

田や畑だった場所の埋め立て地や盛り土した場所、海抜の低いエリア、河川の近くなど、地盤が軟弱な土地に家を建てる際には地盤改良工事をしなければいけません。工事には数百万円の費用がかかる可能性があります。

高さ制限等

高さ制限とは土地に建てる建物の高さの上限を制限する決まりです。用途地域や都市計画法などでその上限が決まっています。

例えば、第一種低層住居専用地域や第二種低層住居専用地域内では、高さの上限が10メートルまたは12メートルと定められています。用途地域ごとにどのような高さ制限があるか知ることが大切です。

雪国の中でも豪雪地帯に入るエリアでは1階は全て車庫で玄関は2階、2階〜3階で居住するといった、高床式の住宅を建てる場合があります。

その場合は必然的に建物が高くなります。道路斜線制限や北側斜線制限等の高さ制限を考慮した設計が必要です。

日照・通風

土地の日当たりや風通しの良さも土地選びでは重要です。日射角度は東西南北で変わりますが、南向きの家ほど日当たりが良く、人気があります。

ただし、日当たりと方角の関係は絶対的なものではなく、設計によっては「南向きなのにカーポートで日差しが遮られてしまう」「北向きなのに設計によって日当たりが非常に良かった」といった事例もあります。

間取りがどの方角に位置するかイメージしにくい場合は「○○向き=道路が付いている方角向き」とみなして、日当たりを確認してみてください。

風通しが良い土地は換気がしやすく、家の中に湿気がたまりにくくなります。また、近くに雑木林や竹林などがあると風通しが悪くなるため、現地で実際の様子を確認しましょう。

土地の水はけの良さもチェックポイントです。晴天時にはわからないので、雨天時に側溝のや付近の水溜まりの状況を確認する必要があります。

生活インフラ

上下水道・ガス・電気などの生活インフラが敷地内のエリアに引き込まれているか確認しましょう。

生活インフラの整備状況は、前に建っていた住宅や地域の特性などによって異なります。例えば、以下のとおりです。

・前に建っていた住宅がオール電化:ガス管が引き込まれていない
・下水道の整備がない地域:汚水を排水する浄化槽の設置が必要
・都市ガスがない地域:コストの高いプロパンガスの使用が必要

インフラが整備されておらず、離れた場所にある管から延長する場合は、引き込み工事や延長管工事の費用がかかります。そのため、住宅購入のコストを抑えたい方は、極力引き込み済みの土地を選びましょう。

ただし、下水は受益者負担金(㎡あたり数百円:自治体の設定による)を支払えば、自治体が引き込んでくれるケースが多いです。

都市ガスも同様に負担金を支払えば引き込みをしてくれます。

周辺環境

生活する中で、土地の周辺環境は住みやすさに影響する重要なポイントです。現地に足を運んで、次の点を確認しましょう。

狭い道路でも、すぐに大通りに出られる場合は利便性にさほど影響しません。ただし大通りから距離がある場合は、雪による幅員現象や車のすれ違いのやり取りが発生しやすくなります。

ハザードマップ

ハザードマップとは台風や大雨、地震などの災害が発生した際にどこにどのような危険があるか、自然災害の被害を予測して被害範囲を色分けした地図です。ハザードマップは市区町村の窓口やホームページで誰でも確認できます。

家族が長く安心・安全に暮らすためにも、家を建てる予定の土地周辺の災害リスクをチェックする必要があります。例えば地震に関するリスクは「地盤の固さ」、水害に関するリスクは「土地の高さ」から判断できます。

売買契約締結時にも重要事項説明でハザードマップの説明があります。しかし土地探しの段階で調べておくと安心です。

注文住宅の土地探しの流れ

注文住宅では以下の流れで土地探しを進めます。

住みたいエリアを決める

土地を選定するために、まず住みたいエリアを決めます。通勤・通学、生活の利便性など様々な点を考慮しながら、大まかなエリアを絞りましょう。

希望条件や予算を整理する

土地に求める希望条件やかけられる予算を洗い出します。土地探しの前段階でしっかりと資金計画を立てることが大切です。予算は最大限だせる金額ではなく、建物にかかる予算を差し引いた額にしなければ、計画していた建物が建てられない状況になります。

ハウスメーカーに相談する

希望条件や予算の整理ができたら、次はハウスメーカーに相談しましょう。ハウスメーカーに相談することで、建て方や予算など、総合的な観点からお客様に適した土地探しが実現できます。

なお、相談する際に予算や条件を決めていると、より具体的な相談ができます。予算内で希望にマッチした土地を探してもらえるよう、明確な基準を用意して相談に進みましょう。

実際に土地を見学する

いくつか候補となる土地を選んだら、必ず現地に足を運んで実際の様子を確認しましょう。インターネットや販売図面でも土地の情報はわかります。

しかし周辺環境や日照・通風などは実際に足を運ばなければ正確に把握できません。現在、まだ前の建物が建っている状態の土地を購入する予定の場合も、できる限り土地全体を見せてもらいましょう。

土地の売買契約をする

土地の契約の前に、購入予約を行います。購入予約とは「物件を購入したい」という意思表示です。購入予約では買付証明書等を提出し、買うことを前提とした仮押さえをします。

仮押さえ期間は1週間~2週間程度です。その間に間取りの検討や融資の事前審査を行うことで、契約できる裏付けを行います。

その後売買契約に進みます。土地の契約では通常、手付金が必要です。住宅ローンは建物の引き渡しの際に融資が実行されるため、土地契約時は住宅ローンが使えません。とはいえ、多くの方にとって土地の代金全てを自己資金で賄うのは現実的ではないでしょう。

そこで、土地の購入代金はつなぎ融資を受けて支払うことが一般的です。つなぎ融資は住宅ローンより金利が高くなりますが、住宅ローンが下りた後すぐ完済できるため、借入期間が短く、負担はそれほど大きくありません。

なお、住宅ローンの事前審査では建物の見積もりも必要になるため、土地探しと並行して、建物プランを決める必要があります。

具体的な建物プランは、商品カタログ(無料)にてご確認ください。

土地購入後の流れ

土地購入後は以下のような流れで進みます。

建築請負契約・住宅ローン審査

プラン内容の最終確認ができたら、建築工事請負契約を締結します。建築工事請負契約には費用の総額や支払い時期、工事のスケジュール、キャンセル時の違約金の取り決め、保証、アフターサービスに関する取り決めなどが記載されています。

建築工事請負契約を締結し、建築許可が下りたら、次は住宅ローン審査です。無事に本審査に通ったら、金融機関と住宅ローンの契約を結びます。

着工

建設工事費用代金として工事費用全体の40%の支払いが必要です。なお、ステーツでは、下表のように支払いが複数回に分かれています。

完成・引き渡し

家が完成したら建築確認で申請した通りの内容で建てられているか、完了審査を受けます。問題がなければ、検査済証が発行されます。

引き渡す前には問題点や設備の不具合などがないか確認が欠かせません。ステーツでは社内検査を実施し、品質基準をクリアしているか、安全に問題はないかなどをチェックしています。

理想の条件で注文住宅を建てるコツ

注文住宅で理想の条件を叶えたい方は、信頼できる実績豊富なハウスメーカーや工務店をできるだけ早く見つけることが大切です。以下では押さえておきたいコツを紹介します。

ハウスメーカーはなるべく早く探す

土地探しと同時、もしくは土地探しより先に注文住宅を依頼するハウスメーカーを探しましょう。建物全体の予算が決まらないと、土地にどれくらいの予算をかけられるか決めにくいからです。

ステーツでは、イチから家づくりをサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

土地探しの後にハウスメーカーや工務店に相談しても、予算が合わなかったり、購入した土地で理想の家づくりが実現できなかったりする可能性があります。

スムーズに住宅建築を進めるためにも、ハウスメーカーや工務店はなるべく早く探しましょう。

対象エリアを熟知した不動産会社・ハウスメーカーに相談する

不動産会社・ハウスメーカーによっては土地探しに対応していない、もしくは得意ではない会社もあります。対象エリアを熟知していない業者に依頼した場合、最新の土地情報をもっておらず、良い土地が見つかりにくいかもしれません。

例えば土地探しを得意とするハウスメーカーには次のような特徴があります。

・系列の不動産会社がある
・土地探しに積極的

土地から探して家を建てる場合は時間も労力もかかります。対象エリアを良く知っている、土地探しに強い不動産会社・ハウスメーカーを選び、スムーズで無駄のない家づくりを進めましょう。

土地形状が複雑な場合は実績豊富なハウスメーカーに依頼する

延べ床面積:32.19坪
敷地面積:49.78坪

今まで様々な土地に家を建てているハウスメーカーなら、理想の条件で家を建てられる可能性が高まります。ステーツでは上記のような少し特殊な土地でも、建物がいびつな形になるのを避けてコストを抑えたり、土地を有効活用するために駐車場を2箇所設定したりと、特徴をうまく活かしながらお客様の希望に沿った家づくりが可能です。

少し特殊で安い土地を活用して家づくりを進めたい方は、実績豊富なハウスメーカーに依頼するのがおすすめです。

注文住宅の土地探しのメリット・デメリット

以下では、注文住宅の土地探しのメリット・デメリットを解説します。

土地を選んで自由に設計できるメリット

注文住宅の土地探しは、土地を選んで自由に設計できるメリットがあります。しかし、「自由に設計できる」と言っても、どこがどう自由なのでしょうか。6つのメリットを紹介します。

より良い土地に出会える可能性が高い

ハウスメーカーは、自社や提携先の不動産会社から、インターネットに公開されていない最新の土地情報を入手できます。

一般的に公開されている情報よりも、より多くの選択肢から最適な土地を選ぶことが可能です。特に、人気のあるエリアや条件の良い土地はすぐに売れてしまうので、ハウスメーカーを通じたスピーディーな情報収集が有利に働きます。

また、ハウスメーカーの中には、自社で分譲地を持っているところもあり、インターネットだけで土地探しするよりも、優先的に良い土地を紹介してもらえることも。ハウスメーカーに直接相談すれば、現時点の販売状況や商談中の区画の情報など、いち早く教えてもらえるのです。

費用を抑えられる可能性がある

一般的に、不動産会社で紹介してもらった土地を購入した場合、仲介手数料がかかります。

しかし、以下の場合は、この仲介手数料が不要になるケースがあります。

・ハウスメーカーが土地の売主の場合
・土地所有者が直接販売している場合
・不動産屋が土地の所有者の場合

また、ハウスメーカーの提携先の不動産会社を利用する場合でも、仲介手数料が割引になることがあります。

土地選びの失敗を防げる

ハウスメーカーは、建物の設計や施工の専門家です。土地の形状や周辺環境などを総合的に判断し、最適な土地を選んでくれます。

例えば3階建ての家を建てたい場合には、法的にクリアしている土地を探す必要があります。しかしハウスメーカーなら、専門的な知識に基づいて、適切な土地の提案が可能です。

予算管理がしやすい

土地だけを先に探すと、つい土地に予算をかけすぎて、建物の予算が足りなくなることがあります。

しかし、ハウスメーカーに土地探しを依頼すれば、土地代、建物代、諸経費などを総合的に考慮した予算計画を立てることが可能です。お客様の予算に合わせて、土地と建物のバランスの良い提案をしてくれます。

住宅ローンの手続きがスムーズになる

ハウスメーカーに土地探しを依頼すれば、土地が決まった後、すぐに間取り図や見積書を作成し、住宅ローンの審査に必要な書類を揃えられます。土地探しから住宅ローンの手続きまで、ハウスメーカーがワンストップで対応してくれるので、手続きもスムーズです。

手間が省ける

土地探しから建物設計、住宅ローンまで、全ての相談をハウスメーカーに一任できます。特に、仕事や家事で忙しい方にとっては、大きなメリットです。

土地探しのデメリットと注意点

全てのハウスメーカーが、土地探しに力を入れているわけではありません。注文住宅での土地探しにはデメリットもありますので、以下で紹介する点に注意してください。

選択肢が狭まる可能性がある

ハウスメーカーに土地探しを依頼すると、提案される土地が自社建築に適した条件に限定される場合があります。これは、ハウスメーカーが特定の構造や工法に基づいて設計するため、地盤の状態や敷地形状がその基準に合わない土地は候補から除外されるからです。

例えば、地盤改良が必要な軟弱地盤や変形敷地は、建築コストが増加するため敬遠される傾向があります。その結果、購入可能な土地の選択肢が狭まり、本来は他の建築方法や施工会社では活用可能な土地でも提案されないことがあります。

さらに、提携する不動産会社の情報に限られるため、広範囲な土地情報をカバーできない場合も。依頼者側で他の情報源を併用し、条件の幅を広げる工夫が重要です。

土地が見つかったあとにハウスメーカーを変更しにくい

ハウスメーカーに土地探しを依頼する際には、より良い土地を見つけるために希望条件をしっかりと伝えることが大切です。

まず、希望するエリア、予算、土地の広さ、周辺環境など、基本的な条件を具体的に伝えましょう。

そのうえで、駅に近い場所や学校が近いエリア、ショッピング施設が充実している地域など、自分たちにとって優先順位の高い条件を共有することが重要です。

また、夫婦それぞれの職場への通いやすさや交通の便、さらに実家があるエリアでの土地探しを希望する場合には、その旨もハウスメーカーに伝えておくと良いでしょう。

こうした希望を具体的に伝えることで、自分たちの理想に近い土地を提案してもらいやすくなります。

漠然とした希望ではなく、できるだけ具体的に伝えることで、希望に合った土地を探しやすくなります。

気になる土地が見つかったら、必ず現地に行って確認しましょう。周辺環境や日当たり、騒音など、実際に足を運んでみないと分からないことがたくさんあります。

しかし、皆さんのなかには「予算内で満足できる土地探し」に課題を感じている方も多いのではないでしょうか。

予算内で満足できる土地を見つけるには、まず、土地にどれくらいの予算をかけられるのかを明確にしましょう。予算を明確にすることで、探し方の幅が絞られ、より効率的に土地探しを進められます。

そして、次に「土地の価格と広さ」を比較することがポイントです。エリアによって、販売している土地の広さや販売価格は大きく異なります。予算内でどの程度の広さの土地が購入できるか、ご自身のニーズや優先順位と照らし合わせてみましょう。

土地にかかる費用を見積もったら、希望するエリアの相場を調べて、予算との兼ね合いを検討しましょう。相場よりも大幅に安い土地は、何かしらの問題がある可能性も考えられます。

気に入った土地が見つかった場合は、価格交渉してみることも可能です。特に、売り出しから時間が経っている物件などは、交渉の余地があるかもしれません。

予算内に収まる範囲で、何が最も重要なのかを考えることも大切です。広さよりも立地を優先する、あるいは、周辺環境よりも日当たりを優先するなど、自分にとっての優先順位を明確にすることで、より満足のいく土地を選べます。

施工事例と間取り

以下ではステーツが土地探しから家づくりまで携わった、注文住宅の事例を紹介します。

事例①:あえて変形地を選択してプランニング

面積:31.33坪
家族構成:夫婦+子供2人

こちらは限られた予算の中で、家族4人が快適に暮らせる家を建てるために、あえて変形地を選択し、プランニングで工夫を凝らした事例です。

建物の面積は31.33坪。敷地面積61.92坪の土地に建てられました。一般的な長方形の土地と異なり、変形地ならではの形状を持つこの土地は、一見すると家を建てるのが難しいように思えます。しかし、その分価格も他より少し安く設定されていました。ステーツはこの形状を活かし、個性的な間取りを設計しました。

建物の形状も敷地に合わせてコンパクトに設計されていますが、内部は工夫を凝らされている点が特徴的です。収納スペースを最大限に確保し、開放感のあるリビングや、夫婦と子供が過ごせる寝室を設けるなど、家族4人が快適に暮らせる空間を実現しています。

事例②:ご親戚の敷地を分筆して理想の間取りを実現

面積:30.31坪
家族構成:夫婦+子供2人

ご親戚の敷地内でコンパクトに建てられないか検討した結果、敷地を分筆して間取りのご要望が叶った事例です。

1階は、リビング・キッチンを中心とした開放的な空間が広がっています。キッチンとリビングを一体化させることで、料理中でも家族とのコミュニケーションが取りやすく、家族の絆を深めることができます。

またこの間取りは、キッチンからタタミ、リビングへと視線が繋がっており、空間全体が広く感じられる効果も期待できます。トイレは、プライバシーを確保しながら、スペースを有効活用するために階段付近に配置されている点も特徴です。

2階には、子供部屋を3つ設け、それぞれが独立した空間を持つことができます。収納スペースは、壁面を活用することで、部屋を広く使えるような工夫も。また、将来、子供部屋の数が変わったり、用途が変化したりしても対応できる、柔軟な間取り設計となっています。

限られたスペースの中で、収納スペースを最大限に活用している点も特徴です。無駄なスペースを省くことで、コンパクトながらも機能的な暮らしを実現。壁面収納や収納付きのベッドなど、収納アイデアが随所に散りばめられています。

こちらは、限られた敷地の中で、家族の理想の住まいを実現した事例です。建ぺい率などの制約がある場合でも、ステーツ担当者と相談し、自分たちのライフスタイルや予算に合わせて、最適なプランニングを行うことで、理想の住まいを実現できます。

事例③:道路事情に合わせて工夫

面積:33.97坪
家族構成:夫婦+子供2人

こちらは、価格の安さを重視し、前面道路がやや狭い土地を選択した事例です。

通常、前面道路が狭い土地は、車の出し入れが難しかったり、家の外観が圧迫されたように感じられたりと、デメリットが挙げられます。

しかし、この事例ではステーツ担当者との綿密な打ち合わせのもと、建物の配置や間取りを工夫することで、これらのデメリットを解消し、快適な住まいを実現しました。

まず、建物を道路から十分に後退させることで、駐車場の奥行きを確保。これにより、車の出し入れがスムーズになり、実質的に自宅前の道路幅を広げる効果を生み出しています。

土地の条件に合わせて、建物の配置や間取りを工夫することで、この事例のような快適な住まいを実現できます。

まとめ

土地によって建てられる建物は変わってきます。立地によって資産価値やかかる総費用が大きく変わるため、戦略的に土地探しをすることが大切です。

この記事で紹介したポイントや流れなどを参考に、後悔のないマイホームづくりを進めていきましょう。

ステーツではプランナーがご家族一人ひとりのお気持ちに寄り添って、ご希望に沿った土地探しをサポートいたします。ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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ステーツ暮らしのアドバイザー
一級建築士や一級施工管理技士、インテリアコーディネーターなどのステーツの専門家が、家づくりにまつわるお役立ち情報や、みなさまの不安・疑問にお応えします。 注文住宅に数多く関わらせていただいた専門家の視点で、実際のステーツの事例とともに、家づくりに関するアドバイスをご紹介します。