皆様、こんにちは。ながーい梅雨が続いておりますね。
雨予報なのに中々降らなかったり、晴れ予報なのにどしゃぶりと
工事現場も自然の力に翻弄されておりバタバタとした日々を送っております。
皆様は如何お過ごしでしょうか。
さて、盆地である京都の梅雨。いつも以上に湿度が高くなりますよね。
鉄筋コンクリート造の建物だと下手したら湿度80~90%の時もあります
皆様のお宅のクローゼットの中、大丈夫でしょうか
空気をしっかり循環させてあげて乾かさないと、カビだらけになってしまうかもしれません
私は京都に住み始めた年にクローゼット内のスーツが全てやられました
それ以来クローゼット扉は常に解放し湿度を60%以下に保つよう心がけております
新築を計画する上でも必ずお問い合わせを頂く「湿気」。
一番の対策はやはり除湿機やエアコンを稼働させてしまう事ですが、
機械を使わずとも設計次第で湿気の溜まりやすさは大きく変わります。
私が設計する時、気を付けているのが「風の動線」です
京都のお客様でよくご要望として上がるのが、
「敷地が狭く隣が近いので家の両脇に窓は不要です」
「目の前が道路なので正面は窓無しのデザインがいいです。」
果たして本当にそれが正解でしょうか
窓は風が入ってくる一番の出入り口。
出入口が無ければ気持ちよく風が家を通り抜ける事もできず、湿気が溜まりがちになってしまいます。
湿気の対策として、空気の通りを良くする事は一番重要です。
といっても窓は風以外にも視線や熱、光等様々な物を通してしまうので大きな窓を付ければ良いというものでもありません。
適切な場所に適切な大きさの窓を配してあげ、部屋を細かく区切りすぎず、窓や扉を開放しておくだけで家じゅうを風が通り抜ける。
そんな家が理想ですよね。さわやかな夏なんかは涼しい風が通り抜けて気持ちよさそうです
まだまだ湿気対策はほかにもあります
勿論、建てる土地や環境によっても左右されますので、お客様にも「適切な」プランを提案致します
続きが気になった方は是非建てる場所の情報をお持ちの上、モデルハウスへお越しください
お待ちいたしております<(_ _)>